DTMとは「DeskTop Music」の略語で、
分かりやすく言うと「パソコンミュージック」です。
パソコンミュージックと言うと、
ピコピコなサウンドを想像するかもしれませんが、
今の時代ならロック、ジャズ、ヒップホップ、
フルオーケストラ、映画音楽などなど何でも作れます。
最近はプロでパソコンを使っていない人はほとんど居ません。
しかも素晴らしい事に、日々DTMの世界が進歩を続けているおかげで、
驚くほどの低価格でプロと同等の機器が揃えられるようになりました。
本当にこれってすごいことなんですよ!(^^)
DTMというのは大きく分けて二つの制作方法があります。
最近のDTMのすごい所は、(2)が物凄く進化した事です。
何が進化したかというと、
本物の楽器と区別がつかないぐらい音がリアルなんですよ。
【MIDI】という言葉を知ってますか?
DTMについて調べているとよく出てくる単語ですよね。
【MIDI】とは、簡単に言えば【楽譜データ】のようなモノです。
皆さんもよくご存知の【MP3】というのは「音データ」です。
MIDIというのはMP3と違い、音そのもののデータではなく、
あくまで「ここでこの音を出して下さい」とか「この楽器を使って下さい」
といった、「指示書」のようなモノに近いかもしれません。
ちなみにMIDI自体は楽譜データだけなので、音は鳴りません。
音を鳴らすには【MIDI音源】というモノが必要になってきます。
【MIDI音源】というのは楽器のようなものと考えて下さい。
同じ楽譜でも、演奏する楽器が違えば、聞こえる音も違いますよね?
MIDIというのも、【音源】が違えば、聞こえる音も変わってきます。
つまり同じギターの楽譜でも、
エレキギターで演奏するのとアコギで演奏するのとでは
全然音が違うのと同じということですね。
知らない方は驚いてしまうかもしれませんが、
実はパソコンには最初から既にこの【MIDI音源】が入っているんです。